祭事

山中湖報湖祭


報湖祭

 富士五湖の花火大会のトップを切って行われる湖の祭典です。その由来は、大正時代に東京帝国大学(現東京大学)の学生たちが、湖畔にある山中寮に来て、湖上で花火を打ち上げたことに始まります。また、昭和6(1931)年から避暑に来ていた徳富蘇峰によって、昭和8(1933)年に報湖祭と命名され、自然の恵みに感謝するだけでなく、殉職した霊を慰め、災難が無いようにとの意味が加わりました。現在では、前夜祭が行われ、8月1日当日にはヨット大会が開催されるなど、山中湖の大きなイベントの一つとなり、別荘居住者や多くの観光客でにぎわいます。

山中明神例大祭安産まつり


安産祭り

 毎年、9月4日から6日にかけて行われる山中諏訪神社(山中諏訪明神)の大祭です。山中諏訪神社は、人皇十代崇神天皇の御代7(104)年に国中に疫病が蔓延し、天皇の命令で創られたことが起源と伝えられています。後の、天文21(1552)年には甲斐国守護であった武田晴信(信玄)公が北条氏との合戦に際し、当神社に御加護を請い奉らんと本殿を造築しました。貞享元(1684)年には本殿を修築し、以来、安産子授けの豊玉姫を守護神として祀られています。4日の夜に神輿をかついだ氏子が本殿から村中を練り歩き、御旅所で一晩過ごし、5日の夜に再び本殿に戻ってきた神輿を妊婦や女性がかつぐと安産が約束されると言われ、境内の御神木を3回廻るとき、祭りは最高潮となります。6日には稚児行列や奉納相撲も行われます。

平野天満天神社・長池天神社・加古坂神社

 平野天満天神社では、7月14日から16日にかけて祭りが行われ、神楽の舞いや奉納相撲を見ることができます。スサノオノミコトと菅原道真卿を祀り、悪疫防除の神、学問の神として郷土のよりどころとされてきました。また、長池天神社では9月25日に祭りが行われ、映画鑑賞、子供の踊り、演劇などを見ることができます。藤原光親卿を祀り、荒馬の欠点をなおすと言われ、馬を買い求めたおりには祈願参拝して愛馬の無事長久を祈願したと伝えられています。そのほか、加古坂神社は前述の山中諏訪神社の飛地境内の末社であり、9月29日を例祭日とし、神輿渡御や村民による縁日、屋台など多彩な行事が行われています。

山中湖観光振興公社
高村 真



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